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子供から大人まで起こるコリン性蕁麻疹の症状の治療方法

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蕁麻疹といっても多くの種類があります。
今回はその中でも「コリン性蕁麻疹」について説明をしてきたいと思います。
この蕁麻疹の特徴というのは、体温が上昇することで発生する蕁麻疹です。

 

原因

 

この蕁麻疹の原因というは、はっきりと解明されていないのが現状です。
主に10代から30代の方に多く見られるといわれています。
子供から大人まで幅広く発症するものと考えていいかもしれません。
また「アセチルコリン」という神経伝達物質(筋肉の伸び縮みに関わる物質
)が関係しているとも考えられていますが、確実な証明には至っていないようです。
また体温が上がる際に発汗する汗によってアレルギー反応を起こしているのではないか?という説もあります。

 

症状

 

症状は小さな発疹が起こるのが特徴で激しいかゆみが伴うことが多いです。
またピリピリもしくはチクチクといった症状が起こることがあります。
症状が起こるタイミングとして

・運動時
・お風呂やシャワーなどの入浴時
・精神的に汗をかいた時
・食事時に熱いものや、辛い物を摂取した時

 

治療方法について

 

基本的な治療方法については痒みの原因である「ヒスタミン」を抑えることがほとんどです。
出来る限り医療機関での処方箋を使用していただくのが好ましいかと思います。
医療機関ではヒスタミンを抑える「抗ヒスタミン」や「抗アレルギー」といった薬を処方されることになります。
原因がはっきりといえない病気でもあるのですが、「汗」が原因であると仮定された場合には、汗の量を日常生活である程度コントロールすることを行います。
主に、少量の汗に触れることで蕁麻疹自体は発症するのですが、徐々に汗に対する過敏症状を減少させるといった方法をとる形になります。
これは、減感作療法というもので数年かけて汗に慣れさせていくということになります。
また家庭では、痒みによって起こる掻き毟りを抑制することで肌の炎症を抑え蕁麻疹の悪化を防ぎます。
また、入浴によって発生する蕁麻疹では、あまり長時間入浴しない体を温めすぎないというように発汗するということに気を配り入浴していくという方法をとることが多いです。
汗を拭きとれるシートなどを日常から持ち歩くことで過敏反応を最小限に抑えるという方法もあります。
またストレスや疲労により蕁麻疹が起こるという方もいるので、ライフスタイルの見直しを行い、十分な睡眠の確保や食事のバランスをしっかりと考慮するといったことで蕁麻疹が起こりにくくなるといったこともあります。
蕁麻疹の症状というのは治療に長い期間がかかります。
数年で症状が落ち着く方もいれば10年を超えるという方もいます。
期間を見ると長いのは確かではありますが、症状が軽度になるといった点もあり得ますのでしっかりとケアしていきましょう。

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