蕁麻疹が出る理由と原因や改善について
蕁麻疹とは、皮膚の一部が赤み（紅斑）を伴う皮膚の盛り上がり、膨疹ができることを言います。
しばらくすると消えて跡形もないのが特徴の病気です。
主な症状は、蚊に刺されたような赤いふくらみができます。
そして突然激しいかゆみが起こり、その発疹はだんだんと広がったり、一部だけ症状が出るなど人によって様々です。
数分から数時間で消えてしもうものも蕁麻疹の特徴と言えます。
原因としては、「アレルギー性」と「非アレルギー」のものに分けられ、アレルギー性のものは、食べ物や食品添加物、動植物なのに反応し症状が出ます。
これが原因で出る理由は、食べ物などに含まれているアレルギーの原因物質が、体の中で異物と認識してしまい、「ヒスタミン」という物質が皮膚の血管を拡張させます。
その結果、血液中の水分が血管の外に染み出すため、皮膚が赤くなり腫れるのです。
次に非アレルギー性によって出る理由ですが、これは下着などによる「摩擦」や靴下のゴムなどでの「圧迫」、熱さや寒さが原因とされておりかゆみは伴いません。
また、冬場に蕁麻疹が出ることが多いことも特徴です。
なぜかというと、気温の温度の変化によって症状が出ると言われています。
気温が高いところから低いところへ行くと発症します。
「寒冷」よって出る場合は、家の中から外に出るとその気温差で症状が出ることがあると言われています。
また「温熱」によって出る場合もあります。
これはお風呂に入ったり、ストーブなど暖房器具の近くに行くと発症するタイプです。
両者の場合は、外から帰ったらすぐに上着を脱ぐと発症しにくくなります。
治療としては、根本的に効果のある治療はなく体質改善や生活習慣の見直し、ストレス解消などで症状は緩和されますので、自分がどのタイプなのか確かめるのも必要です。
これらは、ひとつの蕁麻疹の出る原因のひとつに過ぎません。
自分がどのアレルゲンが原因で蕁麻疹が現れるのか、またどれが一番反応が高いのか、これを知ることで、アレルゲンから自分を隔離することができ、蕁麻疹が発せいするリスクを抑えることが出来ます。
「原因を知ること」そして、「生活習慣、食生活の改善」「処方箋の使用」これが蕁麻疹を改善する近道です！！
