蕁麻疹の原因は栄養不足なのか
蕁麻疹の原因は様々です。
それは「食べ物、ハウスダスト、塵ほこり、ストレス、生活習慣、花粉などなど」実に多様にわたりなおかつ生活の中にアレルゲンというのが溢れています。
また何か特定の食べ物を摂取してすぐにもしくは少し時間をおいて、かゆみなどの症状が出ることがあります。
そして、何かに接触した結果、突発的な蕁麻疹の症状が現れることもあります。
さらにストレスが蕁麻疹を引き起こすこともあります。
ストレスによって自律神経の乱れを引き起こし、それが体の様々な不調を招きます。
ですが慢性的な蕁麻疹の場合、食生活や毎日の生活習慣を見直すことで症状が改善したというケースも見受けられます。
そのため、栄養障害が蕁麻疹を引き起こすことも考えられます。
タンパク質やビタミン類、鉄、マグネシウムなどの栄養素が十分に摂取できていないことや、特定の栄養素に偏っている食生活にその原因があるのかもしれません。
ではなぜ栄養不足とじんましんが関係してくるのでしょうか。
皮膚は内臓の鏡と言われています。
腸の状態が、皮膚の状態にも反映されるわけです。
内臓を健康な状態に保つには、野菜に含まれているさまざまな栄養素が必要です。
それが足りないと次第に内臓は弱ってきます。
内臓が弱ってくると抵抗力が弱くなります。
そうするとちょっとした外部からの刺激に体が反応しやすくなります。
また本来なら全く問題ない食べ物を食べているのに、アレルギー反応を起こすことがあります。
つまり些細なことで、じんましんの原因となるヒスタミンを分泌しやすくなってしまうのです。
それでじんましんを避けるには、アレルギーの原因となる食べ物や物体を避けるだけでなく、栄養不足にならないよう食生活を見直すことも大切です。
実際に、生活習慣や食生活を正した人でアレルギーが治まった、改善したという方がたくさんいらっしゃいます。
蕁麻疹というのは、薬を使用することで、症状を一時的に抑えることが出来ます。
しかしながら、これはあくまで薬で止めているだけで、完全に治るというわけではありません。
また、薬による副作用に悩まされている方もいます。
そのため、食生活や生活習慣を見直すというのは重要なコトといえます。
