蕁麻疹治療でおすすめ市販薬について
かゆくて辛い蕁麻疹はヒスタミンが過剰に放出されることによって引き起こされる身体の内側からの病気です。
そのため主な治療は内服薬や注射となります。
しかし、病院を受診するには半日程度はかかり、仕事や学校などどうしても都合が付かない時は市販薬に頼るしかありません。
そこで、おすすめの市販薬について紹介していきます。
蕁麻疹に効果を発揮する抗ヒスタミン薬には第1世代と第2世代抗ヒスタミン薬があります。
1983年以降に発売されたものは第2世代となり、それまでに出ていた第1世代の問題点を改良したものとなります。
第1世代では眠気や口の渇き、便秘、排尿困難などの副作用が問題となっていましたが、第2世代ではこれらの副作用が軽減されています。
そのため、第2世代がおすすめの市販薬と考えられますが、かゆみのために眠れない人にとって眠気は副作用ではなく良いことだと考えられます。
従って、眠れない人や普段から寝つきが悪い人にはおすすめの市販薬といえます。
第一世代の抗ヒスタミン薬には第2類医薬品であるクロルフェニラミンマレイン酸塩配合のものがいくつかあります。
これを主成分とするお薬は4歳以上から使用できるものから15歳以上でないと使用できないものまであります。
ですから適応年齢を確認する必要があります。
また、抗ヒスタミン作用だけでなく漢方を配合したりステロイド様作用を有する成分を配合したりとそれぞれ工夫されています。
一方、第2世代抗ヒスタミン薬の中でも特に最近医療用から切り替えられて市販薬となったものは他の成分を配合せず医療用と同じものが多くなっています。
第1世代と比較すると眠気などの副作用が少ないかわりに効果も穏やかな特徴があります。
ですから、蕁麻疹の強烈なかゆみを完全になくすというよりも、お仕事などで眠気が出ると困る人におすすめといえます。
中でもエピナスチン塩酸塩を主成分とする市販薬は眠気が非常に少ない特徴があります。
ただし、第一類医薬品のため購入するには薬剤師の説明を受ける必要があります。
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