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蕁麻疹で点滴治療を行うときのポララミンの成分について

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蕁麻疹の治療は原因の回避・除去とヒスタミンH1受容体拮抗成分を持つお薬の内服が基本的な治療法となります。
しかし、蕁麻疹の中でも急性蕁麻疹で症状がすごい場合、つまり、唇や気道、胃腸等の内臓の粘膜に症状が現れているケースもあります。
そのような場合では急いで症状を軽くしたいためにに点滴治療を行うケースがあります。
ヒスタミンH1拮抗薬の種類は非常に多くいろんな成分のお薬が出ていますがほとんどは内服薬です。
しかしその中でもポララミンは内服だけでなく、点滴でも使用できるお薬となっています。
ポララミンは古くから使用されており実績のあるお薬です。
このお薬の成分はクロルフェニラミンマレイン酸塩です。
また、ヒスタミンH1受容体拮抗薬は第1世代と第2世代に分類されますが、ポララミンは第1世代のヒスタミン受容体拮抗薬なのでアレルギー反応を強く抑えてくれます。
その上、点滴で使用することでさらに作用が早く現れ、急を要するような蕁麻疹の場合には点滴治療をすることで症状を早く軽減することができるのです。

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では、急を要するような蕁麻疹とはどのようなものなのでしょうか。
そのうちの1つにアナフィラキシーショックが挙げられます。
アナフィラキシーショックの症状として85%〜90%に蕁麻疹症状が起きることがわかっています。
そのため皮膚のような体の外側だけに起きていれば良いのですが、体内の臓器、例えば気管支で発症してしまうと呼吸に支障をきたして命に係わる危険が出てしまいます。
このようなケースでは症状を少しでも早く改善するために即効性が期待できる点滴による治療が適用されます。
では日常の生活の中ではどのような時にアナフィラキシーショックを引き起こすのでしょうか。
よくある原因に食物アレルギーがあります。
日本人でこのアレルギーを持つ人は約2%と多くありませんが、子供では増加傾向にあります。
そして、0歳〜2歳の乳幼児で発症することが多く、9歳までの子供で約80%を占めています。
そのため給食などで誤って食べてしまうとアナフィラキシーショックを起す危険性があります。
また、同じ蜂に2回刺されることでもアナフィラキシーショックが起こり問題となっています。

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