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子供の蕁麻疹の原因と顔などへの症状のケア

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蕁麻疹は毛細血管が膨張し、血液成分の血漿が血管からあふれることで発症します。
赤く隆起した湿疹が特徴で、円形や輪っか状、また地図を描いたような不規則な形として現れます。
子供の場合、原因が特定されにくい特発性蕁麻疹が大半を占めています。
この症状は数時間以内に消えてしまう特徴があり、出現、消失を繰り返します。
そして1か月以上続く慢性的な症状と、1か月以内に治まる急性的な症状があります。
慢性的な症状の場合、検査を行っても原因が特定できないケースが非常に多いです。
原因として考えられるのは、疲れ、ストレス、風邪やインフルエンザ、虫刺され、乾燥肌などです。
また特発性以外の症状も、子供に現れることがあります。
冷たいものを摂りすぎるなどの原因で発症する寒冷蕁麻疹、低温の環境から部屋に入り、温風を浴びたりすることで発症する温熱蕁麻疹、強い日差しを浴びることで発症する日光蕁麻疹などがあります。
また食べ物や抗炎症薬のアレルギー反応として現れる場合もあります。

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子供の場合も胸や背中、足、顔など出現する場所は様々です。
特に顔に出現したときは親としても見ていて痛々しく、何とか早く楽にしてあげたいと思うものです。
症状が現れた場合は、慌てず医療機関で診てもらうことが先決です。
医療機関では、かゆみと湿疹を抑制するための抗ヒスタミン剤や、抗アレルギー剤などが処方されます。
改善がみられても親の判断で服用をやめず、医師の指示に従い決められた期間をきちんと服用します。
また周りの大人がしっかりとケアをしていくことが求められます。
子供の場合かゆみが我慢できず、顔などをひっかいてミミズ腫れになったり、傷を作ってしまうこともあります。
時には症状か広がってしまう恐れもあるので、湿疹をかき壊さないよう注意して見守ります。
安全のため、爪をマメに切ってあげるのも良い対策法です。
また寒冷蕁麻疹でなければ、患部に冷たいタオルをあてがってあげるのも効果的です。
そして症状が出ている間は、運動を避けるようにします。
血行が促進され、かゆみの度合いが増してしまうので、安静にさせて回復を待ちます。

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