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ヒスタミン食中毒の症状と予防

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ヒスタミン食中毒とは、細菌が原因であたる食中毒のことで、サバ等の青魚やマグロ等の赤身の魚を食べることで起こることがあります。
この原因は、ヒスタミンを多く含む食材を摂取することで起こるのですが、青魚や赤身の魚は水揚げされると、体内のバクテリアがヒスチジンを分解しヒスタミンを作り出してしまうため注意する必要があると言われています。
バクテリアは20℃から40℃になると活性化するため、特に夏のような暑い時期には食中毒が多くなっていまいます。
一般的な食中毒であれば細菌が増殖することで味や臭いが変わり食べる前に分かり加熱処理で対応することができます。
しかしヒスタミンは特に味や臭いが変わるといったことがなく分かりにくくなっていたり、塩でもんだり加熱処理をしたとしても増えてしまったヒスタミンを減らすことはできないとされています。
そのため、ヒスタミンを増やさないようにした上で食べるか危険そうであれば口にしないことが大事となります。

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ヒスタミン食中毒の症状としては、他の食中毒と同じように嘔吐・下痢といったようなことが起こります。
それ以外の症状としては、顔面や耳たぶが赤くなったりじんましんといった症状が食べた直後から1時間以内に起こると言われています。
食中毒の症状はだいたい6時間から10時間程度で治まるといわれており、重症の場合は呼吸困難や意識不明といった症状になることもあります。
症状が軽ければそのままにしておいても治りますが、もし症状が酷い場合等には病院に行って診てもらい抗ヒスタミン材を使えば簡単に治ります。
このようなことを起こさないための予防としては、購入後すぐ冷蔵すること、そしてなるべく早めに食べることが大事となります。
先に述べたように増えてしまったものは減らないため、加熱すれば大丈夫と思わず注意を払う必要があります。
また、ヒスタミンが大量に発生した場合には食べた時に舌がピリピリすることがあるため、そのようなことがあれば食べるのをやめることで予防できます。

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