脇の下の皮膚病に似た症状と原因
脇の下が赤く腫れている、痒みがある場合、原因は皮膚病の可能性があります。
脂漏性皮膚炎による湿疹の可能性が高く、原因は細菌とする説が有力です。
細菌を撲滅するための抗真菌薬を処方されることが少なくありません。
基本的に症状は気になる人と、全く気にならない人に分かれていますが、治療によってほぼ9割の人が回復するといわれています。
ただし、生活習慣や肌の普段からのお手入れの見直しを行わない限り、再発する可能性が高い病気なので、注意してください。
それ以外に脇の下に湿疹が出てきて赤くなる皮膚病の一種として、ムダ毛の処理をしたことによる雑菌によって、症状が出てくる場合です。
この場合、数日放置しておくと完治する人もいますが、なかなか症状が治まらず、痛みやかゆみを感じる場合は別の皮膚病に感染した恐れがあるため、すぐに医療機関を受診してください。
原因はかみそりや毛抜きなど、衛生面で不安の残るムダ毛の処理を行ったことによって引き起こされます。
それ以外にも脇の下に皮膚病と似た症状を引き起こす原因として、制汗剤の使い過ぎが挙げられます。
夏には頻繁に使用し、入浴する人が大多数の制汗剤は、頻繁に使いすぎて肌荒れや湿疹を引き起こしかねません。
腋の下の皮膚はデリケートで、においをできるだけ発生させないよう頻繁に使用していると、皮膚があれます。
制汗剤の使用を控えると症状は治まりますが、脇の下の状況が改善しない場合は医療機関を受診してください。
カビやにおいなど、脇の下の衛生面をキープするためには1日1回は必ず入浴する事、ムダ毛の処理は不衛生な機器で行わない事、原因がわからない皮膚病は至急医療機関を受診することが挙げられます。
脇の下が皮膚病にならないよう、原因となりかねない菌の発生を防ぐことが一番大切です。
症状を抑えるために抗菌石鹸を使用することも、原因菌が入らないようにするために良い事です。
脇の下はデリケートな部分で皮膚病になりやすく、症状は個人差があります。
症状が出たらすぐに医療機関に出かけることで問題解決につながる事は事実です。
