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痒みを伴う赤い湿疹が全身にできるのは何の病気でしょうか

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内臓疾患、あるいはアレルギーなどが原因で、赤い湿疹が出る病気は結構多いものです。
その中でも全身にできるもの、体の一部にできるものなど様々です、赤い湿疹ができて痒みを伴う場合は、薬やダニによるもの、皮脂の不足や乾燥によってできるもの、あるいは肌カビが考えられます。
肌カビというのは、汗をかいたり、あるいは入浴時に肌を強くこすったりすることで、常在菌が増殖してしまうのが原因で、湿疹となってしまうものです。
一方で、赤い湿疹は出るけれど、痒みが出ない病気もあります。
まず汗をかいた時に起こりやすい毛嚢炎です。
痒みが出ることもありますが、軽い場合は痒みがほとんど出ず、自然治癒します。
他に、毛細血管が破れる単純性紫斑病や、鬱血性皮膚炎、アレルギー性紫斑病やリベド血管炎などがあります。
アレルギー性紫斑病は関節痛や腹痛、また腎臓疾患を伴い、リベド血管炎は膠原病に伴って起こることが多いので、何か異常がある時は、まず内科を受診しましょう。

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また体の一部だけでなく、全身に赤い湿疹が出る場合は、エリテマトーデスや蕁麻疹が疑われます。
エリトマトーデスは膠原病の一種で、免疫の異常により起こると考えられています。
目の下の部分や顔に赤い斑点が出て、全身倦怠感や発熱があります。
蕁麻疹はアレルギーやかぶれなどが原因で、全身または体の一部に、痒みのある赤い湿疹が見られます。
こちらは内科や皮膚科を受診して治しましょう。
それから子供で発熱の後、全身に湿疹がみられるような場合には、水疱瘡や麻疹のこともあります。
また全身ではありませんが、胸元にニキビができることがあります。
いわゆる胸ニキビと呼ばれるもので、汗が原因で起こることが多いです。
また汗を多量にかいたことで、汗が皮膚表面に出られなくなって起こるあせもも、やはり痒みを伴う赤い発疹が、全身または体の一部にできます。
このあせもも子供に多い皮膚病で、かなりの痒みがありますので、小児科または皮膚科に連れて行くようにしましょう。

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