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コリン性蕁麻疹の治療法について

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蕁麻疹には、現在多様なタイプがあることが分かってきています。
その中でも特に治療が難しいとされるのが、コリン性蕁麻疹です。
このコリン性蕁麻疹は、特定の物資が過剰に分泌されることによって起こります。
発汗や体温の上昇などが引き金となり、通常症状はは数時間程度で消失します。
コリン性蕁麻疹の特徴は、やや小さめの赤い発疹が腕を始め汗をかきやすい部分を中心に現れます。
このような症状は、発汗による皮膚への刺激や体温が上がることなどが原因となって起こります。
汗をかきやすい環境やお風呂、スポーツシーンなどで発症することが多く、時に食事による刺激や精神的な興奮でも症状が現れることがあるのです。
ストレスなどのメンタル面の問題が背景に関わっていることもあり、症状改善へのアプローチは中々厄介な面があります。
このタイプの蕁麻疹は、活動量の多い比較的若い世代に多く発症する傾向があり、年齢が高くなると症状が現れなくなることが多いのです。

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このコリン性蕁麻疹の治療法は、他の蕁麻疹とほぼ同じです。
ですが、他の蕁麻疹で効果のあった薬でもこの蕁麻疹の場合には、効かないことが多々あります。
医療機関では多くの場合抗アレルギー薬などが使用されますが、劇的な効果は余り見られないのが本当の所なのです。
このタイプの蕁麻疹は汗が一つの要因として考えられていることから、意識して汗をこまめに拭くことが一つの対策とされています。
特に夏場は汗をかきやすくなるため、こういった具体的な対策が必要となる訳です。
最近では漢方薬などを用いた新しい治療法も登場しています。
また、敢えて汗をかくことで刺激に対する抵抗性を獲得することを目指す治療法が現在試みられているのです。
コリン性蕁麻疹を予防するためには、アレルギーの起こりにくい食事をとることも時に有効です。
特定の食品には、アレルギーを誘発する物資が含まれていることがあるため、このような工夫は実際役立つと考えられます。

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