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子供の蕁麻疹と治らない場合の対処の仕方について

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子供に特に多い皮膚病として、蕁麻疹があげられます。
皮膚の一部が赤くなり、場合によっては盛り上がった状態になり、かゆみを伴いますが、しばらくすると消えてしまうこともあります。
原因は様々ですが、アレルギー性のものと非アレルギー性のものとに大別されます。

 

アレルギー性のものは、食物や食品添加物、動植物や薬などが原因で起こります。
特に食物では、ソバや卵、乳製品などにより起こるケースがしばしば見られます。
また抗生物質や鎮痛剤でも起こることがあり、この場合は重症となることもありますので要注意です。
非アレルギー性のものとしては、摩擦や気温の変化など、物理的な刺激によるものや、汗が主な原因となります。
また、ストレスによって蕁麻疹が引き起こされることもあります。

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蕁麻疹の場合は、まず皮膚科を受診するのが一番です。
しかしもし小さな子供で、初めて蕁麻疹ができた場合は、小児科を受診して体質を調べてもらうのがいいでしょう。
特定の物に対してのアレルギーがないかどうか、調べてもらうことができます。
また症状によっては、1か月ほど続いて慢性化するものもあり、このような場合はなかなか治らないこともあります。

 

それ以外には似たような症状として、血管性浮腫や多型滲出性紅班があります。
前者は嘔吐や腹痛や下痢、後者は高熱やリンパ腺の腫れなどを伴います。
ですから、蕁麻疹のような症状だがなかなか治らないとか、あるいは他の症状が出るといった時は、小児科を受診させるようにしましょう。
特に血管性浮腫が気管支や喉頭にできると、呼吸困難を起こすこともあります。

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