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顔だけに出るストレス性の蕁麻疹について

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 蕁麻疹は、人間の体に好ましくない刺激が加えられた時に発生する、強い痒みを伴った膨疹です。
人によって、肌にミミズ腫れのような症状ができたり、赤みのある花びら状の発疹ができたりと、症状の現れ方は様々です。
大抵は強い痒みを伴うのですが、チクチクとした痛みや灼熱感が起こることもあります。
突然激しい症状が起きるため慌ててしまう人が多いですが、多くの場合、数十分から数時間で症状が消失します。
何日間も症状が続く場合は別の病気の可能性がありますので、医療機関できちんと診てもらうようにした方がよいです。
蕁麻疹には、アレルギー性のものと非アレルギー性のものとがあります。
いずれの場合も、人体にとって好ましくない刺激が加えられた結果起こる症状ですから、原因となっているものを除去することによって根本的な治療が可能になります。
非アレルギー性の蕁麻疹の場合、心理的ストレスが原因になっているケースが多いです。
また、顔にだけ発疹が出るケースがとても多くなっています。

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なぜ顔にだけ発疹が出るのか、その理由については解明されていません。
ただし、心理的ストレスというのは、周囲の人が目で確認できるようなものではありません。
また、本人も自覚していないことが多いです。
ですが、体には大きな負荷がかかっていますので、自分の体を守ろうとする防御作用が働いて、顔のような目立つ部位に症状を発生させているのかもしれません。
ごく軽い症状の場合は、患部を冷やして安静を保つようにするだけで、自然に症状が収まっていきます。
しかし、腫れて痒いだけではなく、息苦しさや嘔吐、全身のむくみなどの症状が現れている場合は、家庭で対処することができません。
場合によっては生命の危険にさらされるおそれがありますので、そのような症状が現れている時は、すぐに病院を受診するようにしましょう。
日常的には抗ヒスタミン薬を服用することによって発症を予防することになりますが、薬の効果には個人差があります。
また、眠気が誘発されたり注意力が散漫になったりするなどの副作用があります。
ですので、本当の意味で蕁麻疹を治したいと希望しているのであれば、生活環境を見直して、ストレスをため込まない生活に変える努力をする必要があります。

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