授乳中の蕁麻疹に治療薬アレロックを用いることについて
女性は、妊娠、出産を経験することで血流量が変わったり、体重が急激に増減したり、ホルモンバランスが大きく変動したりと、体に様々な変化が現れ、時にそれらの変化が体に負担になることもあります。
出産という大仕事を終えると、疲労が残っているのにも関わらず、24時間365日休みのない育児が始まります。
特に生まれて間もない赤ちゃんへの授乳の時間はは2〜3時間おきにやってきますし、それ以外の時間もオムツを変えたり、沐浴をしたり、空いた時間に家事をしたりと本当に休む暇などありません。
このように産後の母親は心身ともに疲労を感じやすく、それらのストレスから、産前は既往がなかったのに突然蕁麻疹が現れることも珍しくありません。
小さな赤ちゃんのお世話に追われる中で、突然、しかも初めて蕁麻疹が出来てしまったら本当に大変です。
急いで受診してアレロックという薬を処方してもらった方も多くいるでしょう。
しかし、恐らく授乳中のほとんどの母親の頭によぎるのは、授乳中でもアレロックは飲めるのか、ということでしょう。
蕁麻疹の治療薬にはアレロックなど様々な種類のものがありますが、説明書に授乳中に飲んでも大丈夫な薬とは書かれていません。
アレロックが母乳中へ移行する赤ちゃんへのリスクと、母親が症状緩和の為に摂取することのメリットとを天秤にかけて医師や患者さん本人が判断するからです。
では、実際に授乳中の母親がが蕁麻疹の治療薬にアレロックを使った場合にどんなことが起こるのでしょう。
母親は内服すれば症状は次第に和らいでいきます。
そして、これは内服した本人のママにも出やすい副作用ですがら内服期間中の母乳を飲んだ赤ちゃんには、主に眠気という副作用が出やすいと言われています。
ただ、これにも個人差があり全然副作用が出ない子、すごく副作用が出てしまう子それぞれです。
言い方は荒いですがやってみなければわかりません。
他にも現れうる副作用はいくつかありますが、内服するかしないかは、蕁麻疹の症状を診てもらい、医師が内服についてのメリットデメリットを十分に説明し、最終的には患者さん本人が決断するというのが一般的です。
受診した際に、医師から十分説明を受け、わからないことや不安なことがあったらその都度質問し、納得した上で内服するか否か判断するべきだと言えます。
なるべく母親にも赤ちゃんにも負担がかからないような方法で短期間に症状を和らげたいものです。
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