膝の裏にできる痒みとブツブツの原因
膝の裏に痒みがあり、ブツブツができる症状に悩まされる人は多く、原因は汗やその他の汚れによるものと考えられています。
膝の裏やひじの裏などの部分は、汗や汚れがたまりやすく、特に夏はあせもができやすい部分として知られています。
人の身体は一年中汗をかきますが、ひじや膝の裏の部分は汗をかくと不衛生になりやすい部分ですので、汗をそのまま放置したり、入浴時に洗い方が不十分であることが原因となって痒みやブツブツが出ることがあります。
治療は皮膚科で行うことができます。
皮膚科では、痒みやブツブツを取り除くための薬が処方されます。
多くの場合、ステロイド外用剤が一般的です。
一日数回ステロイド剤を膝の裏の痒みやブツブツが出ているところに塗ることで、症状は改善されます。
膝の裏は皮膚が薄い部分で、掻き壊すと炎症が悪化したり化膿する原因となることがありますので、症状が出たら速やかに皮膚科を受診することが推奨されています。
膝の裏の痒みやブツブツは、症状が出る原因を取り除くことで、改善させることができます。
アトピー性皮膚炎などの原因が潜んでいるケースもありますが、そのような体質でない場合は、清潔を保つことで症状が出るのを防ぐことができます。
原因は主に汗や入浴時に除去しきれなかった汚れと考えられるので、ひざの裏の痒みやブツブツが出やすい部分は、汚れをしっかりとシャワーで除去するのが得策です。
膝の裏に痒みやブツブツの症状が出ているときは、あまり熱い温度で洗うとかゆみや炎症が増す原因となることもありますので、ぬるめのシャワーで洗い流すのが良いでしょう。
ボディーソープやせっけんがしみる場合はぬるま湯でも構いませんし、なるべく低刺激の洗浄料で患部を清潔にするのがポイントです。
皮膚の清潔を保ち、患部に決められた用量で薬を付けることで、膝の裏の痒みやブツブツは改善することが見込まれます。
早期治療で痕が残ることを防ぐメリットもあります。
